
不可能を越えて、
透明をつくり出す。
セラミックス研究開発
技術本部 技術統括部 セラミックス技術グループ
プロフィール
/ PROFILE- 担当職務
- セラミックス研究開発
- 入社
- 2025年4月入社新卒
- 出身
- 生命科学系 無機材料研究グループ理系
OFF
TIME!
休日の過ごし方
香川に来てから海釣りに夢中に。真っ黒に日焼けするほど楽しんでいます。釣れなかった日は、回転寿司に寄って帰るのが最近の定番です。
経歴
/ CAREER2025.04
新卒入社・研修
2025.07
セラミックス技術グループへ配属
MY JOB IN 10 SECONDS
10秒で分かる私の仕事
WORK
どんな仕事?
新しい透明セラミックスを開発する仕事。
REWARD
仕事のやりがいは?
窯を開けて、透明体ができた瞬間。
DIFFICULTY
仕事の大変な部分
研究だけでなく、多部署との調整も多いこと。
BEFORE / AFTER
入社前のイメージと、
入社して見えたこと
BEFORE
入社理由・入社前に抱いていたイメージ
学生時代は生命科学を学びながら無機材料を研究。就活では経験を生かせる材料系メーカーを中心に見ていました。神島化学工業を知り、「透明なセラミックス」という、当時の自分には実現できるとは思えなかった技術に惹かれました。選考で社員の方々がフランクに話す様子から風通しの良さも感じ、入社を決めました。
AFTER
入社して見えた、想像との違い
実験や材料開発そのものは、入社前のイメージと大きく変わりませんでした。意外だったのは、特許関連で弁理士とやり取りしたり、他部署とスケジュールを調整したりと、研究以外の業務も多いこと。若手のうちから幅広い経験を積める点は、入社して感じた良いギャップです。
CURRENT WORK
まだない透明材料を、チームで形にする。
現在は、新しい透明セラミックスの開発に携わっています。
開発テーマは5名ほどのチームで進めており、大きなゴールに対して複数の小チームへ役割を分け、それぞれが並行して検討を進めます。約2週間に1回は上司も交えて進捗を共有し、課題や次の方向性を確認します。
私自身は、材料の条件検討や試作、評価などを担当しながら、必要に応じて製造、品質管理、知財など他部署とも連携しています。
研究室で良い結果が出るだけでは製品にはなりません。実際に量産できる条件へ落とし込み、必要な評価や調整を積み重ねて初めて技術として成立します。自分の担当だけを見るのではなく、チーム全体の進捗や他部署のスケジュールまで考えながら仕事を進めることが、現在の重要な役割です。

窯を開けた瞬間、「できた」が目に見える。
透明セラミックスの開発では、原料を調合し、「るつぼ」と呼ばれる容器に入れて窯で焼き上げます。その後、窯を開けてサンプルを取り出した瞬間、狙い通りの透明体ができているかが一目で分かります。
条件を何度も変え、試行錯誤を重ねた末に、美しい透明体ができていたときの達成感は格別です。結果が目に見えるからこそ、失敗したときの悔しさも大きい一方、成功した瞬間の喜びが次の研究への強いモチベーションになっています。
GROWTH
仕事を通して身についた力
入社当初は自分の実験だけを見ていましたが、今では営業・知財・製造・品質管理など他部署が関わる工程や納期も踏まえ、全体から逆算して計画できるようになりました。
- 全体から逆算して計画する力
- 他部署を巻き込み、調整する力
- 実験結果から次の条件を考える力
OVERCOMING
失敗や壁を乗り越える方法
新規材料の開発が進まず、一人で抱え込んだことがあります。上司や同僚に助けてもらった経験から、今は失敗を抱え込まず、周囲を頼ることを大切にしています。
- 失敗を一人で抱え込まない
- 周囲の助けを素直に受け入れる
- 助けてもらった経験を、次の人へ返す
TEAM
一緒に働く人たち
若手から40代前半まで比較的年齢が近く、雑談も多いフランクなチームです。困ったときは自然に声を掛け合い、若手の提案も「まずやってみよう」と受け止めてもらえます。
- 困ったときは自然に声を掛け合う
- 実験を引き継ぐなど互いに助け合う
- 若手の提案も「まずやってみる」
WORK RHYTHM
ある1日のスケジュール
実験とデスクワークを並行しながら進める、研究開発職の1日です。
出社・朝礼
部内で朝礼を行い、ラジオ体操をします。
実験スタート
反応や処理に時間がかかる実験を、朝一番で仕込みます。
デスクワーク
実験の待ち時間を活用して、
- 次の試験計画
- 特許関連資料
- 学術文献の調査
- データ整理
などを進めます。
昼休憩
実験確認・サンプル回収
デスクワークの合間に実験室へ行き、反応が終わった試料を回収します。
その後、乾燥など次の処理へ進めます。
打ち合わせ・進捗共有
チーム内や関係部署とのミーティング。
研究結果や課題、今後の進め方を共有します。
定時
定時に退社することが多いです。
実験の状況やプロジェクトの繁忙度によって、多少残業をする場合があります。
FUTURE GOALS
「透明にならない」と言われる材料まで、透明にしたい。
現在取り組んでいるのは、理論上は透明になることが分かっている材料を、実際に透明セラミックスとして成立させる研究です。その先の目標は、構造上「理論的には透明にならない」と考えられている材料にあえて挑戦し、透明化を実現することです。
学生時代から研究を続けてきたこともあり、今後も材料開発の最前線で、新しい可能性を追い続けたいと考えています。将来的には専門性を高めるだけでなく、社会人としての経験も積みながら、グループ長などチームをまとめる役割にも挑戦したいと思っています。
MESSAGE
知識よりも、
周囲と一緒に進める力を大切に。
技術職だからといって、専門知識だけで仕事ができるわけではありません。研究開発では、営業、知財、製造、品質管理、工場のオペレーターなど、本当に多くの人と関わります。
入社時点ですべての知識を持っている必要はありません。分からないことは周囲から学びながら身につけていけます。それ以上に大切なのは、自分の意見を伝え、相手の話を聞き、協力しながら仕事を進めることです。
学生時代には、アルバイトや研究活動などを通じて、失敗から学ぶ経験も大切にしてほしいと思います。間違いを素直に認め、周囲の意見を受け止めて次に生かす力は、社会に出てからきっと役に立ちます。